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執筆者の写真飯塚 祐介

レトロな機械で盗んじまいな!

Dwarf一族の頭脳ことノーチェルが何やら年代物の機械を持ち帰ってきた。



ノーチェル

『只今戻りましたよ~。何やら私の生まれる以前よりあった機械を発見して参りましたよ~。これは見るからに魅力的な物体ですね~!』





こいつはまたレトロなラジオだこと。

なになに?

サウンドナナハンって書いてある! ぷぷぷっ!


いやいや。 かっこいい~!


ノーチェルもレトロ過ぎてこいつはよく知らないと見える。

かく言う私もあまり知らないのだが・・・。




ノーチェル

『見てくださいここを! テレビの音を盗め と書いてあるではあ~りませんか!

 このDwarf小屋にはテレビなるものが無い。せめて音だけでも楽しもうじゃあ~りませんか!』




ってあなたトニー谷節が消えないのね・・・。

何かすげーテンションあがってるし。



ノーチェル

『やりましたよ!これぞわたしに打ってつけ!

前からNHKとかニュースとかを見たいと思っていたのです!!

せめて音だけでも。本当ラッキーです!!さあいざ!音を盗みましょう!』




この後、ノーチェルは必死でこのラジオを調べまくる。



そして、すでに時代は移り変わりこの地上デジタルテレビ放送時代にこの機械ではもう受信出来ないという事実を知り、ただ途方にくれるのであった・・・。




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